仔犬の行動(7)
ボディーランゲージについて | ||
ワンちゃんは飼い主が驚くほど、人の気持ちを理解することが出来ます。 お互いにより良い生活を楽しむ為にはワンちゃんの気持ちを理解し、 飼い主としての自覚と責任を持つ事が重要です。 では、代表的なボディーランゲージを書いてみましょう。 思い当たる事があると思います。 まず、飼い主が一番気にする ○吠え ワンちゃんは、言葉を話すことができないので、 吠え声・顔の表情・全身の動きをあわせ気持ちを表現しています。 飼い主に甘えながら尾を振り、「ワンワン」⇒嬉しさを表す表現 フードの準備をしている時に「ワンワン」⇒要求のサイン 初めて会う動物に「ワン。ワン。ワン。」⇒警戒しているサイン 相手に向かい強い調子で「ワン!ワン!」⇒敵対心を表すサイン ワンちゃんが吠えるのには、2つの大きな意味があり「願望(要求)」と「警戒」に分けられます。 さらにボディーランゲージを加えて、多くの情報を飼い主に伝えようとしています。 人間からみれば「無駄吠え」も、 ワンちゃんにとっては、大切なコミュニケーションのひとつです。 無駄吠えをなくすには、「何故 吠えているか」「原因は何か」を確かめ、 適切に対処する必要があります。 飼い主がワンちゃんの気持ちを理解しないと、 「何故分かってくれないのだろう」とさらに吠え続ける事になります。 ○カーミングシグナル カーミングシグナルとは、オオカミの行動が基礎になっている ワンちゃんのボディーランゲージの一つです。 無益な争いを避け、秩序を保ち、群れを存続させるための平和維持のシグナルです。 恐怖や不安を感じた時、自分だけでなく相手も落ち着かせ緊張状態を回避するための表情です。 代表的なシグナルとして、視線を外す・鼻を舐める・あくびを繰り返す・飼い主家族の間に割ってはいる・ 地面の匂いを嗅ぐ・体 を振るなどです。 ○喜び 体をくねらせたり飛び跳ねたり走り回ったりする事は、喜びの表現です。 嬉しすぎ「ウレション」をしてしまう事もありますが、 これは飼い主への服従と「自分は弱いので守って欲しい」と言う気持ちの表れです。 成犬になり、自信が深まると 自然に治ります。
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